はじめに申し上げられる事は、濃密な3時間半を過ごしていただきました。
自己紹介もそこそこに、事前配布した台本で早速演技。
とにかく自分のやりたい芝居を様々な組み合わせでトライしてもらいました。
と、言うのも、台本自体の配役の縛りがほぼなく、それぞれの解釈をその場で合わせ、5分の本の中でいかに作品が面白く出来るかが肝になっていました。
ひたすら同じ台本を色んなパターンで掛け合いながら試す。そして、八十木の角度、岡部の角度からを連携を取りながら役者さんたちにフィードバックしていく。
休憩中の八十木と岡部の会話では、何気ない話ではあったものの、現場の裏話としても、オーディションや収録現場で意識が変わる話も多かったのでは無いかと感じます。
今回で言う「スキル向上」とは、勿論その場での向上もありますが、そこで満足して帰ってほしくなかったので、家に帰って向き合うことで向上できる構築をしていきました。
いわば、燃え続けて見えにくくなった努力の火種を、再度こちらで蒔いて、帰って向き合ってみたら、まだ、ここが燃やせる!と気づくような。
そんな時間が自分の目標のために今以上に色濃く、でも冷静に。
できれば帰りの電車から、なんなら終わって駅に向かう時から、寝て、起きて、更に燃え上がってる。
そういう時間を過ごすための実践WSを提供したつもりです。
アンケートの回答も満足度は高く、やはりマイクのある環境でかけあいが出来る。
こういう時に、個々と向き合える。
ウチでしか出来ない、そんなWSになったことを確信できました。
今回、演劇に精通している制作スタッフも入ってくれており、最終的には、彼の意見、八十木の意見、岡部の意見がしっかりと重なって、それでいて多角化していたため、稽古やテストで言われて直せなくてスルーするようなことも、しっかり向き合ってもらえる、そんな向上WSでした。
八十木